マイルドに生きる。in岡山

気だるい昼下がりのテンションを1㎜だけアゲる気休めブログ

【広島カープ】新井さんフォーエバー(長文)

 

遂に引退するか…。

 

 

新井サンが入団した頃を思い出すなぁ。(;´Д`)ハァ~

 

(以下、思い出話)

 

1990年代。

当時のワタクシは他球団にいる松井やら清原やらという、

『デカい日本人ホームランバッター』

がいるチームをモーレツに羨ましく思っておりました。

 

そんな想いに駆られていた折りの1998年、新井さんが入団。

初めて新井さんの姿をテレビで目にしたとき、

 

「こんなにデカくてスゴそうな野手が広島に入ったんだ!!」

 

と、小躍りして喜んだもんです。

 

なにせ身長189cm。

“横にデカい江藤”とは一味違うデカさ。

まさにワタクシが理想としていた『デカい野手』だったのです。

 

そんなこんなで、大いに期待するワタクシ。

ホームランバッターとしての活躍を願いつつ、常に注目しておりました。

そして月日は流れ…。

 

確かにホームランは量産するようになったんだけれども、

『得点圏で凡打を繰り返す』

『打ってほしい時に打たない』

というシーンをやたら目にするようになり。。

 

いつしか新井サンに対する印象として、

『どうでも良い時にだけカッ飛ばすホームランバッター』

というイメージが定着したのです。

 

でもそこは念願の『デカいホームランバッター』

「このまま広島でガンバって、いつしか『頼れる4番』になって欲しい!」

心の底からそう願うと共に、このままずっと広島に居てくれる事を信じて疑いませんでした。

(というか、こんな豆腐メンタルバッターなんて何処も取らんだろうと思ってました。正直。)

 

しかし…

 

 

あってはならない事件が。(-_-;)

 

『“チャンスで凡退する4番”を辛抱強く見守り続けてきた球団に対する反旗』

『江藤・金本と次々に流出して泥沼化する球団へ、トドメを刺すかのような所業』

『あまりにもイケてなかった移籍記者会見』

 

これらの事情が重なって、ワタクシの新井さんへの評価は

『デカくてカッコいい選手(羨望)』から

 

『アライィィィイ!!(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)』

 

へと変貌したのです。

 

そして阪神へ移籍後、マツダスタジアムでの打席。

↓↓

 

「このブーイングは、まさにカープファンの正直な心情の表れ。」

そう思いました。

 

他球団ファンからは『心の狭いカープファン』と罵られましたが…。

確かに勇気を持ってチャレンジしている選手に対して、冷たい反応だったかもしれません。

しかし、

「それだけ、新井サン流出の失望は大きかった。」

と、言わせて頂きたい。

 

金本移籍時みたいに、

「新しい環境でも頑張って!!」

みたいな気持にはなれませんでしたね。(後の大竹もそうだけど)

 

しかも、、、

カープ戦の時に限って良いバッティングするんですよ、これが。

まぁ~、憎々しいったらありゃしない。

 

「ふんっ!!いいもん!!クリケンいるもん!!」

 

と、自分に言い聞かせる毎日。

 

 

…そして、それからの新井サンの阪神時代。

 

なんだかんだ言いつつ、その動向は気になっていました。

金本の執拗なイジリとか。

安定のツラゲとか。

ヘッドツライディングとか…。

 

中でも一番印象に残っているのは、このタッチアップ事件。

↓↓

 

もはや完全にネタ要員化したとしか思えない、新井さんの活躍ぶり。

 

阪神でも愛され、色んな意味で生き生きしている新井さん。

そんな新井さん見ると、いつまでもネガティブ目線で見ているのが虚しくなるのと同時に、

「あーあ、ずっとカープに居てくれてたらな~。」

と、遠い目に成りがちな日々。

 

そして、2014年某日。

 

 

まさかのカムバック。

 

だが、その知らせを聞いた当時のワタクシの心境は複雑。

 

「今更戻ってくるんじゃねぇぇぇ!!」

…怒り7割。

 

「戻ってきてもなぁ。ポジションの問題とか…出番ないんじゃないか?」

…疑問視2割。

 

ネガティブな感情が大半を占めていました。

でも心の片隅で、

「デカいホームランバッターこと新井さんが帰ってくる!!やった!!」

…歓迎1割。

 

相反する想いが心の奥底で渦巻いており、基本的に反対しながらもちょっぴり複雑な心境。

実際カープに戻ってきた当初も、どういう迎え方をしていいのか分かりませんでした。

 

しかし、それ以降の新井さんは八面六腑の働きぶり。

バッティングにネタに大活躍。

特にネタ要員化が大加速。

>>#新井さんクソコラグランプリ(外部リンク)

 

そんなハッスルしている新井サンを見ていると、かつての怒りもどこへやら。

すっかりワタクシの心も雪解けし、手の平を盛大に返していった次第です。

こんな感じで。

↓↓

 

色んな思い出の詰まった新井さん。

カープ歴代選手の中で、達川や大野や佐々岡といった選手と並んで、

最も印象深い選手の一人になったのは間違いありません。

 

ちなみに、ワタクシが一番気に入っている新井さん名シーンはコレ。

↓↓

 

リーグ優勝して黒田と抱き合ったシーン。

感動的だったねぇ。ホントに。

 

正直言えば、来年も再来年も現役でいて欲しかったんですが…。(山本昌ばりに)

まぁ、本人が決めたんならしょうがないです。

願わくば、今後は指導者としてカープに関わってくれればと思うばかりです。

 

 

それにしても…。

 

自分より年上の選手がどんどんいなくなるな~。

今や現役は、岩瀬とか福留とか上原とか?

寂しいっちゃ寂しいけど……しょうがないね。